お金に関する共働き夫婦の基本ルール

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私はフルタイムで勤務する看護師ですが、夫も子供もいますので、共働き看護師ということになります。職場でも共働きの看護師は多く、いつも夫が家事を手伝ってくれないとか、子供の面倒をみてくれないという愚痴合戦になってしまいます。

共働き夫婦のお金に関するルール

共働き夫婦のお金に関するルール

共働き夫婦の貯蓄や家計管理についてご紹介していますが、その根底には夫婦ともに将来に渡って豊かな生活をするための基盤を作って欲しいという考えがあります。ここでは、共働き夫婦の豊かな将来を実現するための基本ルールをご説明します。


まず将来像を共有しましょう

夫婦で同じ夢、将来像を持つことが、二人の豊かな家庭を築く上でも、家計管理を行う上でもっとも重要なポイントとなります。子供は何人?、マイホームはどうする?、老後はどう過ごしたい?等、これからの人生について、じっくりと話し合いライフプランを立てます。そして、そのライフプランに沿ったかたちでマネープランを考えていくのです。

お互いの収支をオープンにしましょう

収入はそれなりにあるはずなのになぜかお金が残らない、貯まらない。そんな悩みを持つ家庭に多いのがお互いの収入と支出を把握できていないというパターンです。夫婦それぞれの給料明細をお互いに見せ合う、一つの家計簿を2人で共用するなど、収入と支出について明確にしましょう。そして夫婦それぞれが収入と支出を同じレベルで把握していることが大切です。

支出毎の予算を決めましょう

支出毎の予算を夫婦2人で話し合いながら決めましょう。共働きの家庭ではお互いに仕事が忙しくてなかなか話し合いの時間がとれないかもしれませんが、月に15分~30分でもいいので一緒に考える時間をとることがポイントです。
将来の目標としている貯蓄額を達成させるためには月々いくらの貯蓄が必要なのか、そのためにはどの支出項目にどのくらいの予算を配分できるのか、無駄が多い支出はないだろうかなど、直近の収支を振り返りつつ目標にあわせた予算案を作っていきます。
また、人生における支出はいつも一定ではないことにも注意しましょう。年をとったり家族構成が変わったりすれば、必要となるお金も変わってきます。その時には予算の変更や修正も必要になります。

役割分担を明確にしましょう

夫婦2人の役割分担を決めておきましょう。バラ色の将来に向けた日々の家計管理は、夫婦どちらか一人でできるものではありませんし、また一人でやってはいけません。夫婦二人でコミュニケーションをとりながら協力しつつ行っていくことが大切です。 夫婦で十分に話し合った上で、それぞれの役割を決めましょう。また役割分担するだけではなく、それぞれの担当分野の収支を常にオープンにして、無駄や改善できる点がないかを2人で話し合ってください。

以上の4点はごく基本的で当たり前のことですが、意外とできていないことが多いのです。これらの根底には夫婦間で十分にコミュニケーションを取るということがありますので、そこに気をつけていけば未来は明るいはずです。