生活費の負担に対する共働き夫婦の考え方

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私はフルタイムで勤務する看護師ですが、夫も子供もいますので、共働き看護師ということになります。職場でも共働きの看護師は多く、いつも夫が家事を手伝ってくれないとか、子供の面倒をみてくれないという愚痴合戦になってしまいます。

共働き夫婦のお財布事情

共働き夫婦のお財布事情

共働き夫婦は二人とも収入があるので、家庭としては経済的な安定感がありますが、家庭内の配分の問題となると人それぞれの考えがあり、各家庭でいろいろな対応をしているようです。生活費を夫婦で折半にすべきかという質問に対し、折半にすべきは38.5%、折半にすべきではないは61.5%という調査結果があります。


生活費を折半にすべきという考え方

生活費を折半にすべきという考えは女性より男性に多く、その理由も、家庭に対して経済的に平等にすることで、金銭に係わる問題でモメゴトの種を作らないようにしたいというものです。女性側でも折半にすべきという考えの人の中には、夫の収入が多くても、その分多く生活費を負担されると、夫婦げんかの時などに、「誰に養ってもらってるんだ!」などと言われる恐れがあり、それは耐えがたいというネガティブな理由を持っている人もいます。
また、生活費を家賃や食費などの項目に分けて、家賃は夫、食費は妻といった緩い感じの折半している夫婦も多いようです。個々人でさまざまな理由があるのでしょうが、基本的には、生活費を折半にしようという考えは、あくまでも二人で働いているのだから、負担は平等にという考えが根底にあるようです。

生活費を折半にすべきでないという考え方

生活費を折半にすべきでないという考えは女性に多いようです。その理由として、給料は夫の方が多いのだから折半では妻の負担がきつい、であるとか、家事の分担も折半ならば理解できるが、お金だけ折半では不平等、といった内容です。
夫は生活費の折半を平等と考える人が多いですが、逆に妻は生活費の折半が不平等と考えているようです。

生活費の分担について

そんな中で、折半にしない派の前向きな考え方として、夫は生活費を負担して、妻の給料は将来のための貯蓄にまわすという分担の仕方をしている夫婦もいます。基本的に夫婦はひとつの家庭で財布もひとつと考えることができれば、こうした前向きな折半にしないという考え方が夫婦円満に繋がるような気がします。
実際の共働き夫婦の家計は、しっかり分担をして一緒にやりくりをしていく方が良いと思います。お金の問題が夫婦げんかの種になるようなことは避けたいので、お互いが納得できる分担方法を決めて、貯蓄についても将来の使い道まで話し合っておくことをお勧めします。でも、お金の分担に仕方に絶対にこうだという形式はありませんので、自分たちに合ったスタイルを見つけることが大切と言えるでしょう。