増加している共働き家族の背景

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私はフルタイムで勤務する看護師ですが、夫も子供もいますので、共働き看護師ということになります。職場でも共働きの看護師は多く、いつも夫が家事を手伝ってくれないとか、子供の面倒をみてくれないという愚痴合戦になってしまいます。

共働き家族は増加中

共働き家族は増加中

夫婦ともに働いているという「共働き」は以前からあります。1980年代にアメリカからDINKsというスタイルが持ち込まれましたが、最近ではDEWKsというスタイルが増加しています。
※DINKsとは、Double Income No Kidsの略で、子供を持たない夫婦が共働きをすること、DEWKsはDouble Enployed With Kidsの略で、子供のいる夫婦が共働きをすること。


DEWKsが増えてきた背景

今や、子供がいて共働きというのは珍しいことではありませんが、2005年以前はフルタイムで子育てをしながら女性が働けたのは限られた職業(公務員、教員、看護師など)の人だったように思います。この状況が変わってきたのは、2005年、出生率が史上最低の1.25となったのが原因と思われます。これを契機に、少子化対策として、国が関係法令を強化して、その改善に本腰を入れ始めたのです。その年には次世代育児支援対策推進法で男性の育児休業取得を奨励するようになり、翌2006年の改正男女雇用機会均等法では禁止範囲が拡大されました。
こうした後押しもあって、2006年頃から出産後も離職せずにフルタイムで働き続ける女性が増え始め、専業主婦世帯を大きく上回るようになったのです。

経済的安定を夫婦で目指す時代へ

最近では育児休暇明けの女性を積極的に活用したり、出産を機に退職した女性の復職を可能にしたりという母親の活用事例も増えてきました。2010年には厚生労働省に「イクメンプロジェクト」が発足して啓蒙活動を行ったことにより、子育て・共働きをする男性の意識に変化が出てきました。昔は家事については奥さんのお手伝いレベルだったのが、今では主体的に「家事」として担当する意識に変わってきています。

「イクメンプロジェクト」では社会全体で、男性がもっと積極的に育児に関わることが出来る一大ムーブメントを巻き起こすべく、プロジェクトを推進しています。

引用:イクメンプロジェクト

今どきの子育て世代は、昔と違って性別による役割分担の意識が薄く、「男女どちらでも得意な家事ををやればよい」という、フラットな意識を持っています。また、今どきの子育て世代は長い不況下で育ち不景気な世の中しか知らないため、堅実なことも特徴です。昔は共働きをする理由として、「生活にゆとりを持たせるため」や「社会との関わりを持ちたい」と答えた人が多かったですが、現在はそれに加え、「経済的安定を図りたい」という理由をあげる人が増えています。夫婦のどちらか一人だけが働くより、2人で働く方がリスクヘッジになりますし、豊かにもなりますよね。共働きで経済的安定を目指す時代になったと言えるでしょう。