計画的に貯蓄をしよう!共働き夫婦は将来像を考えて

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私はフルタイムで勤務する看護師ですが、夫も子供もいますので、共働き看護師ということになります。職場でも共働きの看護師は多く、いつも夫が家事を手伝ってくれないとか、子供の面倒をみてくれないという愚痴合戦になってしまいます。

共働き夫婦の貯蓄とは

共働き夫婦の貯蓄とは

共働き夫婦ならば、収入は多く家計にも余裕があると思われがちですが、多少生活に余裕があっても、しっかりと貯蓄をしていない家庭も多いようです。全てがそうだとは言いませんが、子供のいない共働き夫婦の場合、財布を別々にしている人がいます。家賃などの生活費をお互いに出し合って、その残りは自分が自由に使うという形態をとっている夫婦が多いようです。この場合、自分の稼いだお金のうち生活費以外はあまり気にせず使っているため何に使ったかわからないお金が多くなり、気がつくと毎月手元にお金が残らないという状況になるのです。
子供が生まれてくると、子供にかかる費用が増えますし、それに対して妻の勤務は制限されてきますので、収入が減ることも考えられます。子供のいないうちこそしっかり貯蓄をすべきなのです。


貯蓄をする方法

共働きで子供がいない時期は、子供の教育費も養育費もかからない上、子供に費やす時間を仕事に充てられるため、比較的、夫婦共に収入が多くなり生活が安定しているはずです。この状況に安心してしっかり貯蓄をしないまま過ごしてしまうと、後々子供ができた際に後悔することになります。
独身時代から結婚して子供が生まれるまでの期間は、人生で最も貯蓄や資産を蓄えやすい時期と言われていて、この時期に貯蓄をしないと子供が独立するまで、資産形成ができない時期続くことになります。
そこで、子供のいない共働き時代にこそしっかりと資産形成を行っておくことが、今後の人生においてとても重要な意味をもってきます。しっかり資産形成をするためのポイントは夫婦の家計管理・収支管理を1つにまとめることです。そして、毎月の無駄な出費や浪費を減らすことです。この2つがしっかりと実践できれば、年間で100万円単位の貯金ができて、マイホームを購入などの将来の夢を実現するための資金も準備することができるでしょう。

老後に備えて

また、高齢化社会である日本では自分の老後の心配もしなくてはいけません。年金制度が今後どうなっていくかも不透明なため、年金をあてにした老後生活は期待できません。仮に現状の水準で年金を受け取ることができたとしても、夫婦二人の手取りの年金は月額18万円で、月間の生活に必要な費用は24万円(総務省調べ)と言われていますので、毎月、6万円の赤字で、年間72万円の補填が必要になります。これを20年間続けるとしたら、1440万円の貯蓄が必要となります。
しかも、これはあくまでも現時点での話で、将来の年金制度や物価についての予想はできませんので、ある程度一般的な生活をしたいと思ったなら、年金をもらえる年齢までには1440万円の倍額、約3000万円程度の貯蓄は欲しいところです。この数字には明確な根拠はありませんが、最低でもこのくらいの貯蓄をする目標を持っていただきたいと考えています。